JUGEMテーマ:今日のこと
近年うちの母は、子供たちの夏休みになると、なぜかラジオ体操に参加しに行きます。
老人会で参加人員のフォローをしているようで、結構楽しく通っているようなのですが、それが今日最終日だったようなのです。
せっかくの日曜日なのに、母が出かけるのに気付いたこつぶちゃんがワンワンワンワンしてしまい、またしてもパタの安眠を妨害してくれちゃったのでした。
もう…なんでいつもいつも老人会のお遊びのために少ないパタの睡眠が妨害されなきゃなんないの。
本当にもうちょっと考えて行動してほしい物です…。
そんなご無体を働いたくせに、母はパタを老人会の作業でこき使うことにためらいなんてないのでした。
今日もまた、新たなお知らせをワードで書かされました…面倒くさいなあもう。
それが終わったら読書にまい進したので、今日もまた手芸なんてできないのでした…。
お姉さまから頂いた刺繍セットがまだ待機してるんですが…いったいいつやるんだろう。
追々時間を見て…とは思いますが、結構時間を見つくろうのが大変なのでした…。
読書報告。小松 エメル著「一鬼夜行 鬼が笑う」読みました。
一鬼夜行シリーズ6作目、最終巻です。
下手な妖怪より恐ろしい顔の喜蔵のところに落ちてきた、見かけはかわいらしい猫又鬼の小春が巻き起こすあれこれのシリーズです。見た目怖すぎるせいで人に敬遠されまくって拗ねていた喜蔵が次第に丸くなり、仲間たちと固い信頼で結び合っていく様子がすがすがしいお話でした。
最終巻ということで、実はおっかない妖怪だった小春ちゃんが、その妖力のほとんどを妖怪の師匠に返してしまったということで、これからはずっと彼らのもとにいてくれるのだと思います。こっちも実は優しい喜蔵のよりどころになってもらいたいです。
今回のお話では、たびたびシリーズ中に出てきた、元の小春ちゃんの飼い主であった逸馬という、喜蔵に顔そっくりな曾祖父が出てきて、その没落の様子、それでも人を信じぬく優しさに心を打たれるのでした。
このシリーズは一貫して人と人との結びつきを訴えていたようです。多分これら、パタが読むより心のやわらかい子供たちに読んでほしいシリーズかとおもいますが、やっぱりちょっと子供さんに与えるにはとっつきが悪い表紙ですな…。
もうちょっと親しみやすい絵師さんを迎えればいいのに…と、本誌と関係ないところで残念がったりして。
とにかく、シリーズ読み切りました。とても楽しかったです。